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音をどのように聴くか~その3

ためになる話
04 /18 2012
さて、最終回です。
長く書いて、後ちょっとで終わりの時に一回消えてしまいました。
かなりショック・・・

では本題。
音をどのように聴くか調べて最終的に残ったの疑問が

耳たぶや耳の形が音の感知に大きな影響を与えているのなら、耳の形によってほかの人と自分の聞いている音は違うのか?

ということでした。

まずは耳の形とは…
人間の耳介は、(結果として)集音と増幅機能を持つように複雑に入り組んだ鞍骨の凹凸によって形づくられていて、この凹凸形状はきわめて著しい個人差があります。耳介の長さ、軟骨の長さ、耳介の幅などの成長は、耳長は16~17才、耳幅 は10歳前後で男女とも成長が止まり安定期に入り、40歳前後で少しずつ成長することが報告されています。

このように、耳は指紋のように一人ずつ違い、耳介( みみたぶ)の構造が上下非対称であるこや凹凸形状により、到達した音波が耳介により反射干渉します。
先日紹介したダミーヘッドでの録音も、ダミーヘッドとよく似た頭や耳の人はよいのですが、そうでない人には、後ろが前に聞こえたりと、音の方向が変化して聞こえたりすることもあるそうです。

では、「耳がよい」というのは脳の処理能力と共に耳の形の凹凸や集音機能による違いもあるのでしょうか。
形によって違いがあるならどんな耳が最高に良い形なのか?
大作曲家や演奏家の耳の形ってどうなってるのか?

と思ってるときに買った本になんとモーツァルトの耳の図があったのです!!!
ものすごい偶然。

Mozart.gif
左:モーツァルトの左耳   右:一般人の左耳

なぜこのような図があるのかと言うと、モーツァルトの左耳は千人に一人いるかいないかの割合の変形をしていたのだそうです。
そのため、「モーツァルトの耳」は医学書で良く取り上げられました。
この変形は、ほとんど片耳にしか現れない変形で、耳が平らで耳たぶが無いなど一般の耳と大きく違います。
モーツァルトの息子にも同じ耳の変形があり、この図も息子のフランツ・クサーヴァーをモデルにしたらしいです。

家系に現れる変形ということは名音楽教師である父レオポルト、徐々に弟の才能の陰に隠れたが幼いころは傑出したチェンバロ奏者やピアニストとして認められていた姉ナンネル、「モーツァルト2世」として活動した息子クサーヴァーと考えると「耳の形による影響」はあるのかもしれない・・・とも思えるのです。
残念ながらモーツァルトの息子クサーヴァーは生涯独身で、兄カールと同じく子供をもうけなかったため、大作曲家の血筋は途絶えました。

ということで、今回の耳の形の謎について、科学的で明確な答えは出ないとは思うのですが、音楽にも耳たぶが大きい「福耳」が良いのかな?と考えていた時、モーツァルトの耳たぶがまったくないという事で、「福耳かどうかは関係ない」という事がわかったのでした。

このモーツァルトの耳の図があったのはこちら。

音楽と病―病歴にみる大作曲家の姿音楽と病―病歴にみる大作曲家の姿
(2007/11)
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今日読み終わりましたが面白かった!
こちらの感想はまた後日。
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