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久しぶりに本の話。(科学編)

12 /06 2014
11月にもう一個くらい書くぞ!と思っていたのに気づけばもう12月。
色々と書きたいことはあるんですが、まずは本の話です。

先日、日本が誇る素晴らしい科学者さんと「芸術と科学」について語り合う機会に参加することができました。
その時、
「芸術家は科学に対して無関心だ」
と言われてしまったのですが、いえいえ、とっても関心があります。
ただ、論文レベルの、いや、今なら教科書レベルの科学はそのまま理解するのが難しいし、それが理解できるまで学ぶには時間と学力の問題が出てきます。

でも、最近は本、そしてテレビや動画で、科学を面白くて身近なものとして私たちが感じられるように、わかりやすく伝えてくれる物がたくさん出てきました。
ということで、皆さんにも私が面白くて興奮した科学の本を3つご紹介します!

お時間がある人はここで実験してみてください。

これから見る動画で、白いユニフォームを着たチームがバスケットボールを何回パスするか、数えてみてください。
黒いユニフォームのパスは無視して、空中で受けるパスやバウンドパスも両方数えること。

ではどうぞ。



パスを数え終わったら、画面の指示にしたがって、自分の記憶を呼び覚ましてみましょう。 
そこには驚きの結果が……!!

この実験について書いてある本がこちら。
錯覚の科学 (文春文庫)錯覚の科学 (文春文庫)
(2014/08/06)
クリストファー チャブリス、ダニエル シモンズ 他

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アマゾンの内容紹介から。
★最先端科学実験が明らかにした衝撃の事実
あなたの「記憶」は、「思い込み」と「錯覚」でできている――12年前、著者たちはハーバード大学の学生を集めてある実験を行った。バスケの試合のビデオを被験者に見せ、片方のチームがパスを通した回数を数えさせるというもの。ごく簡単な実験に見えるが、じつは仕掛けがあった。試合中、ゴリラの着ぐるみを着た学生がコートに乱入し、カメラに向かって胸を叩くポーズまでしてみせたのだ。ところが、被験者の約半分はゴリラにまったく気づかなかった。そればかりか、実験後に同じ映像を被験者に見せると、「ビデオがすり替えられた」と実験者を批判する者まであらわれたという。
この実験は、ヒトの注意力がいかにあてにならないかを示してみせた。これを著者は「注意力の錯覚」と呼ぶ。実験結果は認知科学の学術専門誌『Perception』に掲載されて反響を呼び、現在も多数の論文に引用されている。

この本を読むと信じられに様な錯覚の数々が書かれています。
また、興味深かったのはこちら。
・運転中の携帯電話の危険性
基本的な作業(運転)はできるので支障はないと思いがちだけれど、想定外の危険な出来事を見落としがちになる。
携帯電話が運転におよぼす影響は、飲酒運転にも匹敵する。

気をつけましょうね~。

次はこちら。
選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)
(2014/07/10)
シーナ アイエンガー

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これは私はNHK コロンビア白熱教室で見たのですが、選択することについて考えることは人生を考えることにつながるなぁと思った内容でした。

★NHK コロンビア白熱教室|番組内容から
教授は学生にまずこの質問を投げかける。「あなたの人生を決めた、偶然の出来事は何ですか」。そして教授はこう続ける。「では、あなたの人生を変えた、自らが行った選択は何ですか」。確かに人生は、偶然や運命に大きく左右される。性別はもちろん、生まれた環境、人との出会いを自分で選び取ることはできないし、多くの偶発的な出来事が結びついて人生の物語ができるというのは真実だろう。それでもなお教授は、人生において「自分で選択すること」の重要性を強調する。両親がインド人でシーク教徒、さらに病気で視力を失ったアイエンガー教授は幼い頃、食べるものから通う学校、将来の職業、結婚相手に至るまで、すべてあらかじめ決められているかのように感じていた。与えられた運命に抵抗する力となったのが、自分の人生は自分で決めるという強い欲求だった。時代に名を残した人々は、その選択の結果、世界をも変えている。スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、松井秀喜…。偶然や運命に身を任せるのではなく、自分で選択することで彼らはいかに成功を収めてきたのか…。「選択こそ力なり」アイエンガー教授の力強いメッセージを伝える。

「24種類のジャムを売り場に並べた時と6種類のジャムを並べた場合を比較すると、前者の売り上げは10分の1しかなかった。なぜそんなことが起こるのか」というさまざまな本に引用されている「ジャムの実験」をしたのがこの教授です。

そしてこちらもとってもおすすめ。
競争の科学——賢く戦い、結果を出す競争の科学——賢く戦い、結果を出す
(2014/09/20)
ポー・ブロンソン、アシュリー・メリーマン 他

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★アマゾンの内容紹介から。
学業、スポーツ、そしてビジネス——
人間の活動に「競争」はつきもので、その連続ともいえます。
本書では、

◎競争で勝敗を分ける要因には何があるのか?
◎プレッシャーやストレスは、競争でのパフォーマンスにどう影響するのか?
◎競争の場面では、ポジティブ思考であったほうがよいのか?
◎勝負強い人間に育つには、何が必要なのか?
◎結果を出すチームはどこが違うのか?

といった「競争」をめぐる様々な疑問について、
ハーバード、スタンフォード、カリフォルニア大学をはじめとする
世界中の大学の研究者たちによる心理学、生物学、神経科学等の研究成果をもとに、
著者2人が核心に迫ります。

ここぞ、という場面で実力を出し、競争に勝つことができる人とできない人の違いについて脳科学、心理学、ホルモン、環境や男女の違いなどさまざまな側面から考えることができる一冊。
科学に裏打ちされたハウツー本みたいな感じです。
初めて読み終わった後、速攻読み直して、2度目でも最初から最後まで面白買った本でした。

おまけでドイツ語の本。

ドイツ語エッセイ Mein liebes Japan!ドイツ語エッセイ Mein liebes Japan!
(2013/05/16)
ラインハルト・ツェルナー

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競争の科学を読み終わって、目の前にあった本屋さんで見つけた本。
ドイツ人が見た日本のエッセイ本。
ドイツでドイツ人に日本紹介本にも使えるし、日本語対訳もあるし辞書要らず、短い時間で一つずつ読めてお勧め。
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